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いにしえの都にて想う。

いにしえの都、奈良に年末家族旅行にいく。このところ毎年、北陸や京都などの年末ツアーを行っている。今回はAncientな日本。京都とは違った趣の奈良。しかも年末で団体客もいない、マニュアックな観光の場所へと急ぐ。中学校の修学旅行以来の薬師寺にも足を運ぶ。また今まで何故かスルーしてきた唐招提寺にも行く。大日如来・薬師如来・四天王・十二武将などなど魅力的な見ごたえある仏像ばかり。秋に仕事でいった京都の東寺にも足を運ぶ。立体曼陀羅の圧倒的な迫力には毎回ノックアウトされる。今回は、古墳群にも行く。高松塚古墳・キトラ遺跡・石舞台遺跡などなど。さすがに東大寺や興福寺は外人観光客も多く目につくが、京都ほど鼻につくことはないので、安心しながら散策。家族写真も外国人の方にお願いするほどの余裕。興福寺の阿修羅や薬師寺の東塔、唐招提寺の本堂・宝物殿などは改修中で見ることができず。しかしながら法隆寺のそばの茶屋で「柿の葉寿司」を堪能したり、薬師寺の日光・月光菩薩をじっくり眺める。こんなに幸せな時間はない。観光地観光地されていない奈良は、いにしえの都ゆえのことだろう。威厳というか威嚇というか、他を寄せ付けないような雰囲気。いにしえの都に行った甲斐があった。古いものは良い、また古いようだが新しい。まるでロック界のビートルズそのもの。ビートルズと奈良、なんか共通点がある。
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